ジョン・レノン
彼のイメージはなんと言っても世界平和を歌ったパフォーマンスで、曲としては「イマジン」が代表曲として取り上げられることが多いと思います。しかし彼の魅力はやはりビートルズ時代の楽曲で、それも1966年以前でしょう。ビートルズはやはりジョン・レノンが最も影響力があった人物だと思います。1966年以前にジョンが作った曲はビートルズの一番の魅力だと思っています。「アスク・ミー・ホワイ」「プリーズ・プリーズ・ミー」「アイル・ビー・バック」「ノー・リプライ」「恋に落ちたら」「イン・マイ・ライフ」などたくさんあります。ジョンは1966年頃からライヴに魅力を感じなくなったのか、演奏を間違えたりあまり熱が入っていないことが多くありました。特に1966年の日本公演は最悪でした。1965年以前のビートルズのライヴは本当に素晴らしいものです。この頃の名曲は「イマジン」の比ではありません。それにビートルズ初期の名曲をハンブルグ時代から作っていたことは驚くべきことです。(もちろんポールもスゴイ)
白井康則