今年4月から千葉市の罰則付きの受動喫煙防止条例が施行されます。罰則付きなのは神奈川県、兵庫県、東京都に次ぐ4例目で、市町村としては初めてだそうです。(千葉市、なかなかいい仕事してますね)
この条例では、従業員がいる飲食店では客席面積にかかわらず原則室内禁煙ということで、千葉市の熊谷市長は『お客さんだけでなく従業員も守らなくてはいけませんから…』とコメントしています。
このタバコの中には電子タバコも含まれており、医療機関や学校、子供たちが利用する施設などでは、屋内は全面禁煙、屋外でもきちんと区別された喫煙場所を設定する必要があります。
ホテルや飲食店、商業施設などでは屋内に喫煙場所を設置することはできますが、これまでのような仕切っただけというのはだめで、煙が絶対漏れないような『たばこの煙の流出を防止するための技術的基準」を満たした喫煙室』でなければだめになります。
既存の施設で小さな飲食店などでは経過処置が認められるとのことですが、それでも、市に届け出をして喫煙場所をしっかり区切ったり、入り口に20歳未満入店不可、喫煙できる店であることの表示をしなくてはいけません。注意されても改めないと罰金が科せられます。対策をするための助成金も出るよう
なので、なんとか頑張っていただきたいです。
タバコを吸う人、従来の居酒屋さんなどから見れば腹立たしいかもしれませんが、健康を害するとわかっている煙をいやいや吸い込まなくてはならないという機会が減るのはうれしいことです。頑張れ千葉市!
今大問題のコロナウイルスによる肺炎も、喫煙者では重症化しやすいと言われており、コロナだけでなく、様々な病気の増悪因子、危険因子としてたばこの害は確実に認められています。自分だけでなく家族や友人のためにも、この際真剣に禁煙を考えてほしいですね