先日、面白いCDを見つけました。それは有名なオペラ歌手アンジェラ・ゲオルギューが世界の名歌を歌うという企画のCDで、「ANGELA GHEORGHIU MY WORLD」というCDです。

このCDは世界各国の有名な歌曲が収録されています。例えばイタリアはマルティーニの「愛の喜びは」、スペインはファリャの「ムーア人の織物」、ノルウェ-はグリーグの「ソルベイグの歌」、ドイツはシューマンの「献呈」、オーストリアは僕の好きなシューベルトの「セレナーデ」、その他サティー、R.シュトラウス、リスト、など各国の有名な作曲家の歌曲が入っています。韓国の歌も収録されています。

それでは日本を代表する歌曲はどのような歌が入っていたでしょうか。おそらく「浜辺の歌」「荒城の月」「からたちの花」などの日本の名歌か、あるいは世界で知られている日本の民謡が入っていると思って聴いていました。解説が英語のため,あらかじめ曲名を見ないで聴いていたのでとても驚きました。なんと日本を代表する歌曲は美空ひばりさんが歌った最後の曲「川の流れのように」だったのです。それも日本語で歌っているのです。このときの驚きは何と表現したら良いか分かりません。おそらく美空ひばりさんが歌っているので選曲されたことは間違いありません。やはり美空ひばりさんは偉大な歌手なのですね。あのマリア・カラスやアマリア・ロドリゲスに匹敵するような。

最後に一言。あくまでも僕の感想ですが、「川の流れのように」でのゲオルギューの歌唱は美空ひばりさんには遠く及びませんでした。