例えばヴォーカル物の場合、歌っている歌手が自分のすぐ横で歌っているような感じがするのです。勿論、LPレコードや現代のデジタル録音に比べると音は良くないのですが、妙な親近感があるのです。
たとえばビートルズの「レット・イット・ビー」がSPレコードであった場合、ポールが僕のすぐ近くで歌っているのを聴いているような感じになると思います。 
NO.2に続きます。  白井康則。