名前に惹かれて、いのはな多田屋で買い求めました。毎年今頃、同書店で新しい教科書を眺めると清々しい気分になります。大修館発行のもので、若松英輔の現代文から古文・漢文まで出ています。巻末に重要古語が6ページにわたり掲載されていて親切です。昔、高校で古文の先生が「君たち、古文は面白くないかもしれないが、歳をとったらきっと役に立つ」と言ったのを思い出します。やっぱりまた勉強し直さないとよくわからないのですが。同じ「言語文化」でも別の会社の教科書ではこの古語一覧がなく、採用されてる文章も異なり、興味深く思いました。篠宮正樹