美の壺のパイプオルガン を視聴しました。素晴らしいいい番組でした。日本にパイプオルガンが1000台もあるとは! 「翳りゆく部屋」(1976年)では実際に松任谷正隆がオルガンをひいていたのですね! 東京芸術劇場のオルガンは、何度見ても惚れ惚れしますね。回転して全く異なる外観に異なるものもすごいし、回転するのは世界唯一とのこと。東京芸術劇場のオルガンコンサートに行きたいけれど、数か月に一度ではチケットが入手しにくいでしょうね。オルガン曲では BWV582のパッサカリアとフーガ ハ短調 が好きです。だんだん盛り上がってゆく感じも。これをレスピーギがオーケストラ編曲したものがまた素晴らしいです。 篠宮正樹
僕の大好きな作曲家は「チャイコフスキー」「ビゼー」「シューベルト」「ヴェルディ」そして「ショパン」です。ショパンは超個性的な作曲家で、他の有名な作曲家にはないショパンだけの魅力を持っています。ショパンはポピュラーピアノの基礎を確立した人物であるといえます。
ポピュラーピアノの奏法はメロディーを適当に崩したり、装飾音を入れたりして曲に味付けをし、それによって奏者の個性を出したりします。いわゆる「フェイク」というものですが、ピアノニストのテクニックは勿論ですが、フェイクの仕方に魅力を感じるものです。ショパンのピアノ曲は装飾音などがそのまま楽譜になっていて、まさにポピュラーピアニストが弾くようなアレンジになっている曲が多くあります。これはベートーヴェンやモーツアルトなど他の大作曲家にはみられないものです。
夜寝るときに「ノクターン」など、ショパンの曲を聴きながら寝るという人がよくいますが、僕はショパンの曲を聴くと絶対に寝られません。ショパンの曲を聴くときはまさに真剣勝負なので寝るどころではありません。
白井康則